今年もまた…
久しぶりにブログを開いた。
3年目を迎えた息子の命日、この3月はとことん気持ちが落ち込んで何もする気になれず、息子の写真を眺めては話しかける毎日だった。
まだまだ前を向けない、きっとずっと駄目かもしれない。そんな自分に焦ったり、仕方ないと諦めてみたり…
そんな中、嬉しいことが…
今年もまた息子の友人が訪ねて来てくれたこと。
3回目の命日、お墓参りを済ませ、家にまで足を運んでくれたこと。
「またお邪魔させてください」のLINEが来てからは
メニューを考えたり買い出しに行ったり…
去年の写真を見ながら皆んなの顔を思い出しては気持ちが高揚して、頑張れた。
当日は、わざわざ新幹線を使って遠方から来てくれた子も…
10名の男子が賑やかに食べて飲んで、とても楽しいひととき。
久しぶりに我が家に響く若い男性の声、笑い声、
息子がいた頃を思い出して込み上げるものがあった。
夫も娘も犬までも興奮してはしゃいでいた。
皆んなの優しい気持ちが嬉しくて、
沈みがちな3月を少しでも和らげようとしてくれている。ありがとう、皆んなの気持ち伝わってるよ。
「来年もまた来ます」の言葉を残して帰っていった。
息子が繋いでくれた大切なご縁、
息子が残していってくれた宝物だと思っている。
就職、仕事も益々忙しくなって、結婚して、子供ができて、家庭を持ったら中々自由な時間など持てなくなるから、あとどれくらいこんな時間が持てるだろう。
時々でいい、⭐︎⭐︎って面白い奴がいたよね…
思い出してくれたら、それだけで十分。
ブランクできても、落ち着いた頃、またこんな時間を持てたら…尚嬉しい。
一気に静まり返った家の中、気持ちは急降下⤵︎
反動は大きく、長引いた。
幸いにも、心配したコロナ感染者がでなかったことにはホッとしたけど…
息子へ…
こんなに早いお別れは残念だけど、
素敵な仲間に囲まれて思いっ切り青春を謳歌したね、幸せだったね。
皆んなからいろいろなエピソードを聞かされて、
あなたの無邪気に喜ぶ姿が目に見えるようで、本当に嬉しかった。
きっとあなたもこの場にいるだろうとあたりを見回してみたけど残念ながら母さんには姿は見えなかった。
でもきっと参加してたと思う、皆んなに「ありがとう」って優しい笑顔を振り撒きながら…
皆んなあなたのこと大切に想ってくれているよ。
有難いね、感謝だね。
母さんもあなたを想いながら生きていくよ。
ずっーとずっと大好きだよ。
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