仕方がない
仕方がない…
仕方がない…
大切な息子が逝ってしまったこと、
こんな運命を持ち合わせて生まれてきたこと、
すべて仕方がないこと…
どんなに悲しんでも、
私の不注意と自分を追い詰めても、
もうどうにもならない、何も変わらない
現実から目を背けたところで、自分を誤魔化しながら生きていることは誰よりも一番わかっている
だから尚一層、情けない自分が嫌いになる
仕方がない…と諦めるしかない
仕方がない…誰も悪くない…
そう言い聞かせて淡々と生きていくしかない
以前にこの場で綴ったことがある
‘因果応報’が口癖の父、
実はもう一つ口癖があった
「しゃーない(岡山の人なので)これも運命だ」
理不尽な困難に直面した時いつも口にしていた
そのセリフが出ると、‘また出た!’
と母と顔を見合わせて笑ったけれど、今思う…
しゃーない(仕方がない)と思えることは
諦めることではなくて、現実をあるがまま受け入れることのできる懐が広く心の強い人が口にできる言葉なんだと
仕方がない
仕方がない
これが私の歩んでいかなくてはならない運命
深く考え、自分を追い詰めて、苦しくなるより
もっと楽に生きてもいいのかな…
だって、もうどうすることもできない
仕方のないことだもの
心からそう思えるようになった時、
今の自分より少し強くなった私がいるのかもしれない
だからそれまで、何度も何度も自分に言い聞かせよう
そうすれば息子も楽になるよね、
心配させずに済むよね
仕方がないこと… なんだよね
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