一緒に富士山登りたかった

息子を想う母のブログです

30回目の月命日

今月30回目の月命日を迎えた

息子に会えなくなって2年半

長い月日が流れた

息子はすっかりあちらにも慣れたことだろう

それに引き換え私は、息子のいない寂しさに涙する毎日


近頃、日が暮れるのも早くなり、犬の散歩の時間には星が輝くようになった


星の瞬き、それが息子からのメッセージに思える

遥か遠い彼方から、優しい眼差しで

私達を見守り、応援してくれているような気がする

僕はここにいるよと囁きかけてくれているような…

何とも温かい気持ちになる


息子に心配かけてはいけない

悲しませてはいけない



星は昼間でも夜と同じように瞬いている

だけど私達にその光は届かない


電波、今一番の関心事ウィルス、

そして人の心の中の思い、精神、

確かに存在しているのに見えないものがたくさんある


息子もきっと…

息子の思い、魂は、今までと同じように

いつも私達のすぐ側に存在している


そう信じよう

いいえ、それが事実



30回目の月命日に思う


息子を失ったのだから

悲しくて、辛くて、苦しいのは当然

そしてそれは、もう未来永劫変わることはない

私が生きている限り続くこの悲しみを嘆き続けていても何も変わらない



それならば息子の幸せを一番に考えよう


今、私が「息子のために出来ること」


今も幸せでいるに違いないけれど、

更に少しずつ息子の幸せ度がアップするように


私の積んだ徳が息子に届くように


まずは、

出来るだけ笑顔でいよう

(楽しいことが大好きだったから)


思いやりの心で接する

(人の心の痛みのわかる子だったから)


そして、

一日一善

大して取り柄のない私には大層なことはできないけれど、

人様のためにささやかな心遣い、

そんなちょっとした心がけでも

‘チリも積もれば…’


溜まった徳ポイントが息子の幸せに繋がるように…


息子が笑顔でいられるように…