一緒に富士山登りたかった

息子を想う母のブログです

恋しい

梅雨明けからの連日の猛暑

仕事以外の外出は出来るだけ控えたいと思いつつも、用事があって外出

ついでに夏のセールに足を止め、少しだけ人混みを歩いた


帰宅するとドッと疲れが出てしばらく動けない

洗濯物の取り込み、夕食の準備、犬の散歩…

やらなければならないことがたくさんあるのに身体が動かない

以前はウインドショッピングが好きで一日中歩き回っても平気だったのに…

暑さだけでも無さそう、心身共に疲れやすくなった


こんな日は側にいて欲しい

私の大して中身のない話をいつも笑いながら聞いてくれた

本当は興味なさそうな話にも、

「へぇー」とか「そうなの?」とか返事しながら…

息子も忙しくなって家にいる時間も少なくなり、一緒に過ごせる僅かな時間が嬉しかった



一歩外に出ると無意識に探してしまう息子の面影

似た背格好、髪型、好みの似た服装、何気ない仕草、

同じ年頃の青年をずっと目で追ってしまう


あれから2年と4ヶ月


生きていたら息子も少し大人になって、

違った服装を好み、髪型も変え、違った雰囲気になっていたかもしれない

でも私が探すのは23歳の息子の面影

永遠にあの時のまま


時が流れ、私が70歳になっても、80歳になっても、

皺くちゃなおばあさんになっても(それ以前にお迎えが来るのを望むけど…)

いつも23歳の息子の姿を想い、涙するんだろう

とても切ない


今日は街中で若者をたくさん目にしたせいか…

いつもより、より一層、息子が恋しい


会いたい