一緒に富士山登りたかった

息子を想う母のブログです

父の言葉

尊敬する人は? と聞かれたら

迷わず「父です」と答えるほど私は父が大好きだ

85歳で他界して8年になる


自分には厳しく、家族には優しい、陽だまりのような人だった


無口で静かだけど、一線を超えてはいけないと思わせるような威厳のある人


それでいて、父と話していると心の中がじんわり溶け出していくみたい、穏やかな優しい気持ちになった



その父の口癖が

『因果応報』

自分の行いがいずれ自分に返ってくる

謙虚に、誠意をもって行動しなければいけない


度々食卓でそんな話をしていた

幼い頃は「またその話…  もう分かってるー!」

ちょっと聞き飽きるぐらい言っていた

でも普段無口な父だからこそ、その言葉は心にしっかり刻まれた


因果応報…

私はどんな罪を犯してきたんだろう

最愛の息子を自死で失うなんて…


自分の気付かないところで人を傷付け、裏切り、悪事を重ねてきたんだろうか


お父さん、私の何がいけなかったんだろう…



突然逝った息子に会って、父はさぞかし驚いただろう

物凄い怖い顔で叱った後

息子をぎゅーと抱きしめてくれたに違いない


お父さん、

⭐︎⭐︎のこと、よろしくお願いします

お父さんが側にいてくれていると思うと安心です