息子の思い出 1
出先で見かけた光景。
道路の掘り返し工事の作業を眺めている3〜5歳ぐらいの兄妹を目にしました。
工事のおじさんのすぐ間近で、2人並んでしゃがみ込んでじぃーと観察…
工事のおじさんも苦笑い。
それを少し離れたところから母親らしき人が黙って見守っている姿でした。
なんとも微笑ましい光景。
思い出しました。
亡き息子も‘はたらく自動車‘や‘新幹線’が大好きで、同じ本を繰り返し繰り返し読まされたなぁ…
指差しながらたどたどしい口調で
「ミキサーしゃ・フォークリフトしゃ・・・」
「○○系しんかんせん…」
上が女の子だった私は、男の子の子育てが面白くて、楽しくて、とても新鮮に感じました。
街で消防車を見かけた時などは
『あー しょうぼうしゃ!』と大興奮。
喜んで手を振っていると、サイレンを鳴らしていない時は決まって皆さん手を振り返してくれて、幼子の夢を壊さないように対応してくれるのを嬉しく思ったものです。
忘れていた幼い時の記憶が蘇ってきてまたグッと胸が苦しくなりました。
可愛かったなぁ…
あの頃に戻れたら…
あなたを心から愛していること。
あなたは私達家族にとってかけがえのない存在だということ。
あるがままの姿でいい、ただそこにいてくれるだけでいいこと。
を繰り返し、繰り返し伝え続けるでしょう。
そうしたらあなたはもっと自分を大切にしてくれたでしょうか。
最愛の我が子を守れなかった母は懺悔の思いで生きています。
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