一緒に富士山登りたかった

息子を想う母のブログです

遺族の会に参加

先日久しぶりに地元の自死遺族の会に参加しました

息子を失ってすぐの頃は度々出向き、同じ経験をした方の話に共感することで、行き場のない悲しみを慰めていました


コロナ禍で遺族の会も中止が続き、約8ヶ月ぶりの参加

時間も短縮され1時間だけの開催です


大切なご家族を亡くされて間もない方々の参加もあって、涙・涙の会でした


「どうやってこの悲しみを乗り越えればいいのかそれが教えて欲しくて参加しました」と最近息子さんを亡くされたばかりの方


あぁ以前の私と同じ

僅かずつでも、この悲しみが軽くなる日が来ると思っていたあの頃の私と同じ

癒える日など来ないのに…

それどころか、愛おしさは益々募り、と同時に悲しみは深くなる一方…


会終了後もまだ話し足りないと、数人でランチしながら語り合いました。

同じ境遇…

他人には絶対に話せないようなことも、自死遺族という共通の悲しみを抱えていると、こんなにも安心して本音で語り合えるものなのですね

涙したり、時には笑ったり…

楽しいという言葉は適切ではないけれど、その時は少し心が軽くなったような気がしました


ところが、その真逆…

翌日から暗闇に引きずり込まれたよう…

どっぷり悲しみの沼にはまり込んだみたい

息子のことが片時も頭から離れず涙が止まらなくなって、起き上がるのも億劫、台所にも立ちたくない

仕事に行くことだけやっと…


遺族の会に行くのが少し怖くなります




街に出れば、至る所にクリスマスツリーが飾られ、クリスマスケーキ・おせちの予約の案内


我が家もクリスマス用に部屋をデコレーションして楽しんでいた頃を思い出します

12月は息子の誕生月でもあるので、この時期は何だかウキウキする季節

子供達を驚かせて喜ばせることに頭を使っていたなぁ…

楽しい思い出がたくさんある分だけ、この季節が辛い季節に変わりました


年末年始また気持ちが落ち込むんだろうか

どうやって乗り越えようか

そんなことばかり考えてしまいます


去年は喪中だから出さずに済んだ年賀状

今年は…

ちっともおめでたくもないのに出さなければならないのかな

極々当たり前のことにも、一つ一つ心を痛めて対応していかなければならない


これからも些細なことで落ち込んで、少し回復した?と思ったらまた落ち込んで…

それを繰り返しながら生きていくんだと覚悟しています



今年は、勇気を出してクリスマスツリー飾ってみようか🎄

少しは家が明るくなるかもしれないね

息子も喜んでくれるはず

娘だって喜んでくれるよね