一緒に富士山登りたかった

息子を想う母のブログです

息子からの言葉

先日の息子の友人からのLINE以降、気持ちが落ち込みっぱなし

何をしていても気持ちが沈んでる


来月は息子の三回忌を迎える

息子ともう2年近く会えていない…

この現実を受け止められずにいる自分

この更新されていくばかりの数字

いつになれば、この記録が止まってくれるんだろう

あと5年、10年…

意外と早くて後2、3年、いや来年だったりして…

それならいいんだけどなぁ

そんなことばかり考えてる


息子のお仏壇に手を合わせる時

明るく元気に声を掛けるように努めている

辛いとか、悲しいとか、出来るだけ言わないように…

安らかに穏やかに幸せであって欲しいから

心配させてはいけないから


でも今朝はつい息子に弱音を吐いてしまった

「母さん辛い、あなたのいない生活に耐えられそうにない。会いたい、会いたくてたまらないよ」

泣きながら息子のお位牌を眺めていたら


ふと…

「失ったものばかりを見ていないで、今あるものをちゃんと見て」

不思議だけど、本当に不思議なんだけど

そんな声が聞こえてきたように感じた

息子からのメッセージのように感じた、きっと…


確かに

最愛の息子を亡くしたけれど、私にはまだ大切なものがある

最愛の娘、不器用で気の利いた言葉は言えないけどいつも心配してくれる夫、可愛い愛犬、

息子が亡くなったのを知って、‘ずっと友達だよ’の素敵な動画を送ってきてくれた友人…


息子のことばかり考え、辛くて、悲しくて、周りが見えなくなってるけど、私にはまだ小さな幸せは残っている

大切なことに気付かず粗末にしていたら、それさえも失ってしまうかもしれない


息子への想いは変わることはないけれど、他の大切なものにも丁寧に気持ちを注いでいかないと…


そんなことに気付かせてくれた息子の言葉

まだ暗闇の中だけど少しだけ光が見えたような気がした


落ち込んでは立ち上がり、また落ち込んで這いあがりを繰り返しながら、私は自分の運命と向き合っていくしかないのだろう


今日はとても嬉しい日

息子と気持ちが通じ合えたよう

きっとずいぶん心配させちゃたんだね

ごめんね、そしてありがとう

これからも頼りにしてるから、よろしくね