愛するということ
起きている時間のほとんど全てを息子のことを想いながら生きている
料理をしていても、テレビを見ていても、洗濯物干していても…
何をしていても、いつもいつも息子のことばかり考えている
私はこんなに息子のこと大好きなんだなぁ
とても愛おしい、本当に愛してるんだなぁ
可笑しな話だけど、今とても客観的にそう感じる
自分で自覚していたよりもずっと深く大きく…
この想い、息子に届いていたのかな…
息子はとにかく陽気な空気感を持っていた
帰宅すると家が明るくなった
それでいて穏やかな雰囲気と、
男の子ならではの頼もしさに
私は癒されていた
丁寧な言葉遣いと穏やかな口調
息子の話を聞いているのが心地良かった
私は瞬間湯沸かし器ごとくすぐスイッチが入ってしまう短気な性格、でもそれ以外は息子と似ている点が多い(と思う…)
だからか息子といると、歯車がピッタリ噛み合うような、価値観が合う気持ちよさがあった
そんな息子を失って、今何よりも辛いのは
息子にそんな私の気持ちを伝えてこなかったこと
幼い頃は別として、
母さん、⭐︎⭐︎のこと大好きだよ
母さんの宝物、愛しているよ
なんて口にしたことがない
そんなこと言わなくても伝わってるはず…
親子だから愛しているのは当たり前…
それ以前に、そんなこと言う必要性を感じていなかった
今思う…
言葉に出してきちんと伝えるべきだった
男の子だから、強く逞しくなってほしいと
突き放して接っしてきた部分が多い
それでいて、心配症な私は、
息子のやりたいという行動を制限することもあった
ピンぼけの愛情
息子にしたら愛されているという実感を持てなかったかもしれない
愛するということは、
息子の力を信じ、黙って見守ってあげること
ありのままの自分でいいんだと本人を無条件に認めてあげること
きっと息子もそれを望んでいたんだと思う
息子には伝わっていたのかな
私の、息子への思い
今はただ、息子の遺影に向かい、
ずっと大好きだよ、愛している
あなたのおかげで母さんはとても幸せ
会えてよかった
生まれてきてくれてありがとう
毎日、繰り返し、繰り返し伝えている
だってそれしか術がないんだもの
いつの日か、直接伝えられる時が来るまで…
早く会いたい
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。