一緒に富士山登りたかった

息子を想う母のブログです

夫のこと

このところ気持ちが滅入ってブログから離れてました

息子のこと+夫のこと


お恥ずかしい話ですが、

私は夫とつくづく相性が悪いと虚しくなります


最愛の息子を失い、残された家族、肩寄せ合い慰め合って生きていかなければ…と思っていても双方の思いが違うとそれも難しい


悲しみ方も人それぞれだとは思うけど、

気楽な夫を理解できない、呆れることが多々あります



仕事一筋の人、

家族は単なる社会的地位を保つアクセサリー⁇ と思わせる人

優しい言葉を並び立ててはいても

愛情の無さがその行動に表れてる

とにかくいつも自分が一番大事

『言葉』で人を動かせると未だに信じてる

私にとって夫の言葉など、もう何の価値もないのに



とにかく仕事が大事

結婚して30年、10時半前に帰宅したことはほぼないでしょう

子供が幼い頃も休日出勤が多く、だから疲れて休みの日は寝てばかり

娘と息子を行楽に連れて行くのはいつも私でした


息子が生まれて2ヶ月の時、私がインフルエンザにかかった時も、

まだタミフルもない時代、39.7度の高熱の私を置いて、3歳の娘に「ママのことよろしくね」と言って仕事に行ってしまった人

『今日は大事な会議があるから休めない』が口癖


翌日もまだ熱の下がらない私の頭を優しく撫でながら

「辛いね、可哀想に…

じゃあ、行ってくるね」と会社へ行った人


出産の時も、陣痛で痛がる私を後に、明日の仕事のために睡眠が大事とさっさと帰った人

「うちの会社に妻の出産で仕事を休む人はいない」

と言われました



それでも、私達のために頑張って仕事してくれているんだと自分に言い聞かせて我慢してきたのに…


息子を亡くして以来

昔からの夫の心ない対応が思い出されて、腹が立ってどうにも収まりがつきません



もっと父親として息子の心を掴んでいてくれたら…

男同士、腹を割って話せる関係を築いてくれていたなら…



それと同時に、あらゆるシーンでの当時の寂しさや悲しさが込み上げてきて『許せない』と思うように…



先日、夫がラムレーズンサンドを買ってきて息子にお供えしているのを見て怒りが込み上げ…

息子はレーズンが大嫌い、レーズン入りのものは絶対に食べなかったからです



息子のこと何も知らない

知ろうともしなかった23年


そんな些細なことがきっかけで私がぶち切れ、今までの夫への思いの丈をぶちまけました



『漫画は悪、ゲームも悪、本を読みなさい』

時代錯誤も甚だしい古ーい考えの夫のピンぼけのお説教を、息子は歯向かうことなく黙って聞いていました

(いえ、正確には、聞き流してた…かな)

父親の悪口を口にすることもなく

「困った父さんだ…」ぐらい…


でもたった一度だけ

「お母さん、お父さんと離婚したら…」と言われたことが…

驚いたけど平成を装い

「そうだね、そうしたいけどねー」と笑って言った覚えがあります





息子の死を受け入れられない自分への苛立ち

息子を救えなかった懺悔の思い

明るく懸命に頑張っていた息子の理不尽な運命


どうにも説明のつかない心の奥底に渦巻くドロドロした感情が、昔からの夫への不満と合わさって、

怒りの刃となって夫へ向かっている、といった感じでしょうか

夫にしてみれば、とばっちりもいいとこ、迷惑な話かもしれません


今後、どう気持ちを立て直して夫と向き合っていけばいいのでしょう

すごーく悩みます



息子は苦笑いしてるだろうな

でも、絶対に私の味方でいてくれるはず…


安らかに幸せでいてね

と願いながら、心配ばかりかけている駄目な母親です





恥ずかしい内輪の話しをこの場を借りて愚痴らせてもらいました

でも夫のこと暴露して…少しスッキリしました

最後までありがとうございました(・・;)